ブライダルチェック(性感染症など)
ご結婚を控えている女性は妊娠、出産の準備として、あるいは健康診断のよい機会として、子宮がん・卵巣機能・各種感染症検査などを受けることをお薦めします。パートナーや赤ちゃんに病気をうつしたり、ご自分の健康を害したりしないためには結婚前に、まだ結婚の予定がなくても性交渉がある場合は、一年に一度は次のような検査を受けることをお勧めします。
- 子宮頸がん検査
若年女性に増加傾向です。性交渉で感染するウイルスが原因として注目されています。早期に発見されれば小さな手術で完治し、妊娠する能力は温存できます。 - 超音波検診
卵巣嚢腫(のうしゅ)・子宮筋腫・卵巣機能不全などのチェック
性感染症
- クラミジアトラコマティス
性感染症のなかでも最もまん延しており、若年女性(高校生を含む)の10%以上が感染しているとされています。症状に気付かないケースも多いので注意が必要です。
女性:おりものの増加、卵管閉鎖、子宮外妊娠、腹膜炎、不妊の原因
男性:尿道炎の原因 - 淋病
女性:陰部の不快感、おりものの増加
男性:排尿痛、尿道口から膿が出る - トリコモナス
女性:悪臭を伴うおりものの増加、外陰部のかゆみ
男性:症状が乏しく、感染に気が付かない場合が多い - カンジダ
再発しやすいので注意が必要です。
女性:白い酒粕状のおりもの、激しいかゆみ
※性交渉がなくても発症することがあります